こんにちは。ファシリテーターのmikoです。
秋らしくなってきました。
心地よくて過ごしやすいですね。
さて、先日今年最後のパトリシアワークに参加してきました。
今回のテーマは、the Art of Vital Healing Life新しい生命~愛の繋がりのパラダイムを創造する~でした。
いつもふたを開けてみないとどんなワークになるか想像もつかないパトリシアのワーク。
でも、いつも深く広い世界へ連れて行ってくれる、目を開かせてくれるからとても楽しみでした。
3日間ワークのうち、一番心に残る最終日のことを書こうと思います。
その前の二日間で参加者同士や場にも慣れてすっとすぐに溶け込める雰囲気の中、
ハートからの手でつながれた輪、から始まりました。
ゆっくりと動いていく輪、参加者の笑顔、
何も言わなくても繋がっている心地よさがとても気持ちよく、
ああ、これがバイタルダンスだよね~、と、心がじんわり。
そして、一人一人と心から出会い、祝福しあうウェルカムハグ。
さらに心も身体も開いてワークに入る準備ができました。
力強くパワフルな音楽や柔らかく光に満ちた音調の曲の中で歩いたり、
内側からあふれる喜びとともにダンスをしたり、誰かとダンスをしたり。
たくさんの喜びを感じて、私は生きている☆★という感覚をいっぱい味わいました。
普段の生活の中ではなかなか感じられない、
一瞬の中に凝縮された生き生きとしたエネルギー。
それらがあふれるように注がれるようでした。
パトリシアの言葉が印象的です。
「ターミナルケアをしている人々から聞く話ですが、人は死ぬ数分前に『生きている喜び』を実感するのだそうです。私たち、バイタルダンスをする人たちは、人が死ぬ前に出会う最高の喜びを、2時間3時間のワークの中で体験します。」
バイタルダンスを続けていると、その「強烈な生きる喜びの瞬間を味わう体験」は当たり前のように体験しています。
だから、そういうお話を聞くと、そうか、すごい体験をしているのだなあ、とあらためて感動します。
さて、その後いろいろな感動的なエクササイズがありましたが、私が一番感動した体験を書こうと思います。
それは、3人で行うエクササイズでした。
私たちの中にある、父、母、子どもを癒すというヒーリングのエクササイズ。
3人が交代しながら、内なる父、母、子どもの、それぞれが癒されるヒーリングです。
最初に「父」になったとき、
パートナーを支え子を共に育てている、感じがして、
「父」「男性」というのは、頼られる、守ってあげる、という喜びがあるんだ、と思いました。
「母」のときは、子どもを腕の中に抱き入れて癒し育むということと、
パートナーに守られているという安心感を感じました。
そして「子」の時は、二人の愛に包まれて、
ただ温かい安心感の中に漂っている感じ。
涙が止まらなくなりました。
ほんの10分程度のエクササイズの中で、深い潜在意識の中にあるいろいろな記憶や思いなどが一瞬にして癒されたのかも、そんな感じでした。
そして、一緒にエクササイズをした仲間に、深く癒しあったよね、という思いが沸き上がり、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
バイタルダンスを長く続けていますが、毎回新しい発見をしています。
自分自身でいることの喜び、
人と共にいて、癒し、励ましあい、共に成長していること、
気が付かなくてもたくさんの人とつながっていて、自分があるということ、
そして、いろいろな体験、気づきから、
いつの間にか新しい自分に、もともとのあるがままの自分に戻れている、
そんなバイタルダンス。
そして、何度も何度も繰り返すこと、それが大切だし、すごいことなんだと思いました。
長くなりましたが、
パトリシアによる2018年最後のワークショップの体験でした。
堀口美智子(miko)